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Mac(OS X Mountain Lion)にAndroidの開発環境を構築(2/2)

2013年06月09日(日) 05:46:26

このページは、「Mac(OS X Mountain Lion)にAndroidの開発環境を構築(1/2)」の続きです。
エミュレーターとAndroid実機でのテスト起動を行います。

  1. Androidの仮想デバイスのテスト設定
  2. エミュレーターの起動と日本語化
  3. Androidアプリケーションのテスト作成
  4. Androidエミュレーターのテスト起動
  5. Android実機のテスト起動

9.Androidの仮想デバイスのテスト設定

エミュレーターの動作環境になるAndroidの仮想デバイスを作成します。

Eclipseの「ウィンドウ」メニューの中の
Android仮想デバイス・マネージャー」(環境によっては「AVD Manager」)を選択します。
mac_android_avd_setting01

「Android Virtual Device Manager」の画面で「新規」をクリックします。
mac_android_avd_setting02

下図のように、
今回は「装置」の中から「Galaxy Nexus」を選択し、AVD名は仮に「test_avd_001」と入力して「OK」をクリックすることとします。
mac_android_avd_setting03

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10.エミュレーターの起動と日本語化

「Android Virtual Device Manager」の画面で
先ほど作成をした仮想デバイスの「test_avd_001」を選択して、「開始」ボタンをクリックします。
mac_android_avd_setting04

下図のダイアログボックスで「起動」をクリックします。
mac_android_avd_setting05

しばらくするとエミュレーターが起動します。
※環境によっては起動にかなり時間がかかります。
mac_android_avd_setting06

エミュレーターはデフォルトでは英語表記になっているので、
Setting」→「Language & input」→「Language
から「日本語」を選択します。
※エミュレーターの種類によっては設定が異なる場合があります。
mac_android_avd_setting07

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11.Androidアプリケーションのテスト作成

Eclipseの「ファイル」メニューの中の「新規」→「プロジェクト」から
Android」→「Androidアプリケーション・プロジェクト」(環境によっては「Androidプロジェクト」)をクリックします。
mac_android_application_test_make01

下図のように、今回は
アプリケーション名:「test0001」
プロジェクト名:「test0001」
パッケージ名:「com.example.test0001」
最小構成SDK:「Android4.0」
ターゲットSDK:「Android4.0」
次でコンパイル:「Android4.0」
のように設定し、「次へ」をクリックします。
mac_android_application_test_make02

アクティビティーは「Blank Activity」とし、「次へ」をクリックします。
その後の画面ではデフォルトの状態で「次へ」をクリックしていきます。(今回はテスト起動が目的のため)
mac_android_application_test_make03

Androidアプリケーションの作成が完了すると、Eclipseの「パッケージ・エクスプローラー」に、プロジェクト名が「test0001」のフォルダやファイルが表示されます。
「test0001」のフォルダを右クリックして、表示されたメニューの「実行」→「実行環境」をクリックします。
mac_android_application_setting01

下図のように「ターゲット」のタブをクリックして、
デバイスを選択するときに常にプロンプトを表示」をオンにしてから「適用」をクリックします。
※同じエミュレーターの複数起動を防ぐための設定例です。
mac_android_application_setting02

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12.Androidエミュレーターのテスト起動

Eclipseの「パッケージ・エクスプローラー」に表示されている「test0001」のフォルダを右クリックして、表示されたメニューの「実行」→「Androidアプリケーション」をクリックします。
mac_android_application_test_run01

「Android Device Chooser」の画面でエミュレーターの状態を確認し、問題がなければ「OK」をクリックします。
※Androidアプリケーションの実行時にエラーが発生した場合は、
例えばEclipseの「プロジェクト」→「クリーン」などの実施を試みます。
mac_android_application_test_run02

エミュレーターにAndroidアプリケーションの実行結果が表示され、エミュレーターの動作確認が出来ました。
mac_android_application_test_run03

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13.Android実機のテスト起動

ここではAndroid実機の「GALAXY S III(SC-06D)」を使うこととします。
「GALAXY S III(SC-06D)」の「設定」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」にチェックを入れておきます。
※Android実機の機種によっては設定が異なる場合があります。
Eclipseを動かしているMacパソコンとAndroid実機を、USBケーブルで接続します。
mac_android_application_test_run04

エミュレーターでテスト起動をした時と同じ様に、
Eclipseの「パッケージ・エクスプローラー」に表示されている「test0001」のフォルダを右クリックして、表示されたメニューの「実行」→「Androidアプリケーション」をクリックします。
「Android Device Chooser」の画面でandroid実機を選択し、問題がなければ「OK」をクリックします。
mac_android_application_test_run05

Android実機にAndroidアプリケーションの実行結果が表示され、Android実機の動作確認が出来ました。
※Androidのエミュレーターは動作が重いため、実際の開発ではAndroid実機を使うケースが多くなると思います。
mac_android_application_test_run06

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Categorys : Android

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